基本構造部分きほんこうぞうぶぶん

ピックアップキーワード

「基礎構造部分」とは、住宅の品質確保の促進等に関する法律と同施行令に定められた「構造耐力上主要な部分」と「雨水の浸入を防止する部分」のことです。

このうち構造耐力上主要な部分とは、住宅の自重や荷重、そして積雪や風圧、地震などによる振動や衝撃などの外圧に耐える部分のことです。具体的には基礎や基礎ぐい、壁、柱、小屋組、土台、斜材(筋かい、方づえ、火打材等)、床版、屋根版、横架材(梁、桁など)を指します。

一方、雨水の浸入を防止する部分とは、住宅に雨水が入り込むのを防ぐ部分のことです。具体的には住宅の屋根、外壁またはこれらの開口部に設ける戸、わく、その他の建具(サッシなど)に加えて、雨水を排除するため住宅に設ける排水管のうち、その住宅の屋根もしくは外壁の内部または屋内にある部分を言います。

基礎構造部分は、「構造耐力上主要な部分」と「雨水の浸入を防止する部分」に大別される
キーワード解説・用語集へ